2014年7月13日日曜日

九州遠征での実績ルアー

今回は九州遠征でしっかり魚を連れて来てくれたルアー達を紹介させて頂きます。
先日の九州では「コイツで釣りたい!」というルアーにこだわって投げて来ました。

ウルトラバイブスピードクロー - ZBC。
ゼロダンで使用しました。
超有名なワームですが、実は私は今まで使った事ありませんでした…
濁りが効いた先日の九州ではキッカーバグ、ベイビーブラッシュホグが沈黙する中こいつにだけバスは荒反応しました。他のワームと比べて波動が強く、それが効いたんだと思います。
ちなみにタックルはアディクトC69H(DAIKO)+旧メタ(00年メタマグ)です。
今回アディクトは初使用だったんですが、めちゃくちゃ使い易いと感じました。レングスも取り回しやすく丁度良い。悩みに悩んで購入した価値ありました。


ビッグバド - heddon/スミス。
ブレードのチューンは特にしてありません。本当は面倒臭くて出来てないだけです。
フロントフックのみスイベルを付けてます。糸絡みは多少ありますが、こいつは浮力があり過ぎてノーマルだとバラしてしまうので、バラし軽減の策です。


スラヴァーバイブ75 - DUO
すでに廃番になっている名品です。
耐久性が良い、レンジもキープし易い、リアルな造形、様々なフィールドコンディションに対応する絶妙なアピール度合い…etcと非常に優秀です。
いつもは上の小さい65の方しか使いませんが、今回は波動重視で75を使いました。55もラインナップにあり噂によると1番それが釣れ方が飛び抜けてるらしいのですが、未だゲットできていません。
フロントフックは根掛り軽減の為にダブルフックに変更しています。
ちなみにフロントフック付けないのはダメです。殆んどのバイブレーションはバランス崩れます。それとバイブレーションの時は殆んどフロントフックにフッキングするからです。
こちらで使用したタックルはアイロッドIRG703CC+初代アンタレスです。


よしもとギャグルアー坂田利夫アホアホペンシル - 吉本倶楽部
形状から見たまんまですが、パーツが抵抗になって通常のペンシルのアクションはしません。が、それが逆に功を奏して、移動距離のかなり短い首振りで一点をネチネチやる虫パターンにハマると思います。またMHのロッドと16lbナイロンでストレス無く飛んでくれます。デフォルトフックは鋭く強度も十分あり、見た目に反して結構良いです。
ちなみにこんな仲間もいます。
こいつも早く使ってみたいです。


スイングインパクトファット+スーパーヘッドロックジグ - ケイテック+デプス
スコーンもやりました。
スイングインパクトは4.8インチ。
スーパーヘッドロックジグについてはスイミング用のジグでは無いのでシャンクが通常の長さです。その為数回バラしてしまいました。やはりスイミングには専用のジグを使った方が良いですね。今回は1/2ozを使用しました。


それと、釣行最後の日に友人からプレゼントを貰いました。
スーパーライブツイン4インチ - エバーグリーン
懐かしいです。フィネス系シリーズの一員なので最近は余り気にしていませんでしたが、幼い頃は憧れのワームでした。一袋1000円くらいした記憶があるので当時としては高級ワームでした。
せっかく貰ったのでこいつがハマるパターンを見つけたいと思います。勇斗君ありがとう!

と今回はこんな感じでした。一つ一つ丁寧に出しどころを考え使っていったので、ルアーの持つ力と有効なパターンが良く理解できたと思います。沢山釣れて満足しましたし、またそれ以上に自分にとって内容の濃い釣りが出来た事に大満足でした。

2014年7月10日木曜日

大減水の油木ダム 2/2

3日目。

前日の晩に友人にお呼ばれし、飲みに行ってきました。
この写真は友達が撮った物です。
とてもおしゃれな画です。センスです。
食事はどれも美味でした。
卵焼きとお店の名前を冠したオリジナル巻き寿司が非常に気に入りました。

そういった理由で3日目は昼頃に起床。
やってしまいました。さすがに遅過ぎです。ただ最近は体力も落ちているので仕方ありません。

朝風呂していると中の良い友人からLINEが。
「釣りに行かないか」との事。
急いで支度して出発しました。
目指すは、昨日好調だった油木ダムへ。

とりあえず昨日のバックウォーターへ。
数キャストで反応がありました。
昨日と全く同じパターンです。
しかしバラしてしまいました。
友人にパターンや狙うべきスポット等を伝えると直ぐに…
また40up。
ハイピッチャーのタンデムウィローにグラブをトレーラーにセットしていました。

その後もバックウォーターをやりますが、トレースコース等を間違えて直ぐに荒らしてしまいました。

ならばと昨日の立木群も攻めてみます。

こちらも昨日と全く同じパターンで。
またまた40up。
ZBCウルトラバイブスピードクローのゼロダンです。
ガッツリといい所に掛かっています。

しかし、やっぱり立木は後が続きません。

バックウォーターへ戻りますが荒れが治って無い為、一旦後にする事に。
次に向かうはダム最上流にある1番大きなバックウォーターです。

が、到着してみるといつもの良いスポットは減水によってただの浅い川と化していました。渓流魚を釣るようなレベルです。
車を降り歩いて川を下りながら程良い水深のポイントを探します。
良さげなポイントに到着するもそこには先行者が4名。
釣れているか様子を見ますが、3名のグループは全くダメそうで1人で来ていた方は良いスポットに陣取り、ライトリグでバコバコ入れ食い状態でした。

しかし、やはりメインのバックウォーターです。ピンスポット以外にも、必ずバスは沢山さしているはずと確信していました。
思いがけず3名のグループが帰ったので、すぐさま入りました。
ゼロダンで地形を確かめていくと…
40up。
深い所で喰いました。
続けて…
また40up。
こちらもZBCウルトラバイブスピードクロー。テキサスです。

今回ゼロダンではキッカーバグ、ベイビーブラッシュホグ、ウルトラバイブスピードクローと試しましたが、その中でまともにバイトがあったのはウルトラバイブスピードクローのみでした。激濁りの中では波動が1番出やすいという事で差が出たのだと思います。

その後40up2本も追加しました。
まだまだ出そうでしたが、この日は夜BBQの予定があり早く上がる為、休ませておいた最初のバックウォーターへ入り直す事に。

到着してすぐ友人がウルトラバイブスピードクローテキサスで
またまた40up。
岩の裏に隠れてるのでは?という直感でバックウォーター最上流でテキサスを使ったそうです。ひらめきです。

続けて、私は濁りの中でスコーンを巻き…
2連発!!
もちろんまた40up!!

スイングインパクトファット4.8インチ+謎のフットボールです。カラーはブラック×ブラック。
違うカラーも試しましたが全く反応無しでした。

時間が来たのでこれにて終了としました。
最初は前日のパターンが有効か不安でいっぱいでしたが、終わってみれば2人で40up9本と大満足の結果でした。

4日目は朝から雨。
もう行くまいかと悩みましたが夕方のピークタイムを狙って出撃しました。
しかし雨が土砂降りへと変化し、雷も鳴り始めやむなく終了としました。


4日間と短い時間で、50upも混ざらず名残惜しいですが綺麗な空気やこんな大自然の中非常に楽しめました。
地元の友人や家族にも手厚く迎えて貰い、非常に良かったです。
感謝しました。
また早く帰りたいものです。

次回はタックルやヒットルアー等紹介したいと思います。

2014年7月8日火曜日

大減水の油木ダム 1/2

お久しぶりです。
2カ月ぶりの更新になります。

まずタイトルのリザーバー、聞きなれない名前だと思います。

実は、実家のある九州の福岡に遠征を兼ねて帰省して参りました。

その油木ダムですが私の地元の町では一番人気のリザーバーで、昔は小さな大会も開かれていました。小さい頃から憧れていて年に一度くらい親に連れて行って貰っていたのを覚えています。
そして九州といえばバスパラダイスです。年に一度か2年に一度しか帰省出来ないので早い時期から気合を入れてタックル選びをし、万全の体制で臨む為に様々な下準備をしていました。

今回は4日間の釣行をして参りました。


まず初日は18時頃から野池へ。
遅いスタートです。友人の仕事が終わるのを待っていました。

到着してみると、激濁りでした。
要所を攻めながら池を半周してみるもノーバイト。

九州は前日からの大雨が夕方に上がったばかり。長崎県では50年に一度の大雨とまで言われていました。

折り返しながらキャストを続けるも、何も無く初日は終了。
20時頃までやりました。


2日目。この日は朝から違う野池へ出発します。

8時半頃出発。やはり遅いスタートです。
最近、早朝からスタートする事にあまりメリットを感じなくなっています。
早朝より日中の方が個人的にはいいサイズを狙い易いと感じています。

そしてすぐに野池に到着。近所です。
ここは小さい頃、自転車でよく通っていたので地形から何から手に取るようにわかっています。
しかし、不発。恐らく干してバスが居なくなっていました。
たまに帰るとこういう事があり時間が潰れてしまいます。

気を取り直して、次の野池を目指します。次は山の山頂付近に位置し土砂が流れ混まない池なので、今までどんな大雨でもクリアウォーターでした。

4、50分車を走らせ到着し、唖然としました。
まさかの激濁りです。平野部と違い雲に覆われやすい為視界も20mしか効かない程度と追い打ちもかかります。
かなりヤバいと思いました。
しかし打ってみると、意外にもバスの反応はよく、ゼロダンでのパターンを掴みました。


ただ打てども打てども小バスラッシュの金太郎飴状態。
基本、カバー最奥でないと反応が全くありません。

トップで出る様な所も発見しましたが、やはり同じサイズ。

ちなみにヒットルアーはバスバブルの遺産、よしもとギャグルアー「坂田利夫のアホアホペンシル」です。
最近タックルベリーで大量に新品が¥100で投げ売りされてます。
今回こいつでなんとしてでも釣りたかったので小さくても少し満足しました。

とはいえ数釣りなら関東でもできるのでなんいいサイズをと思い、油木ダムまで足を伸ばしてみました。

17時半頃に到着。
ここでも唖然としました。
大減水です。そしてこちらも激濁り。

後々調べたところ貯水率50%台でした。
しかしこれが逆にラッキーでした。
なぜなら、この状況ではバックウォーターしか考えられないからです。

そしてバックウォーターを探し車を走らせ、数キャスト目ですぐに答えが。


さっそくゴンザレスかと思いましたが、1cm足らず…

ルアーはビッグバド。
バックウォーターの流心にキャストし1mくらいリトリーブした所でもんどり打って出ました。

そしてまたすぐに

こちらは40cmちょい。

ビッグバドはフロントフックにスイベルを付けたチューンをしています。

バックウォーターとはいえ減水で小場所になっており、その後はバイトが続きません。

ただ集まっているのは間違いないと確信していたのでバックウォーターを諦めず、4〜5m下流側の濁りの中にキャストを続けますが反応がありません。
濁りがキツ過ぎていると考え、岸沿いとボトムをサイドステップやクランクでタイトに探りました。
するとバイトが多発。大正解です。
しかし、ショートバイトで乗せられなかったり乗せてもバラしまくる事態。普段がクリアウォーターなので恐らくルアーに追いつけていません。
荒れてきたので場を休める為に、少し離れた立木群を丁寧に打つと…

こちらも40cm半ば。
ZBCウルトラバイブスピードクローのゼロダンです。
キャスト後フリーで着底させ反応が無ければ数回リフト&フリーフォールの後打ち直す様にしました。
着底後にラインがスーッと走りました。

立木群は粘りましたが1本で沈黙。

バックウォーターへ戻り、先程バイトが多発したスポットでバイブレーションの超スローリトリーブで食いミスしないように気をつけてあげると…

大正解でした。
40cm半ば。

ヒットルアーはDUOの今はなきスラヴァーバイブの大きいサイズです。

続けてキャストし、なんとなくアクションをリフトアンドフォールに変えると…

同じくスラヴァーバイブで40半ば。

リフト中に食いました。
2匹共にフロントフックにガッツリ掛かってました。

そうこうしているうちに日も暮れ、山間部ということでなんとなく心細くなってきたので、この日は終了としました。

約2時間の油木ダム滞在でしたが、40up5本と非常に満足のいく結果でした。

しかし感覚が麻痺し、もう50upしかこの時は興味が無くなってしまいました。
幸せな気分でした。

長文になりましたので、3日目、4日目の釣行は2/2にてご報告致します。