2014年10月10日金曜日

増水の霞ヶ浦

ご無沙汰しております。

釣行からだいぶ経ちご報告遅くなり大変恐縮なんですが、久しぶりにしっかり丸一日釣りに行って来ました。
今回は霞ヶ浦へ。
10月9日早朝に到着。
先の台風18号の影響でかなり増水していました。どのポイントを見てまわっても、いつも足場になる部分は水の中。
だいたい水深は10〜20センチくらいで、オカッパリには立ち込めるポイントが少なくなっていました。
しかし、台風後の増水は毎度の事。しっかり長靴を持参していましたので何ら問題ありません。
因みに通常水位の時に長靴の必要性を感じた事はありません。霞にあまり行った事がない方は是非参考にされて下さい。
それと台風後はチャンスです。通常水位だと浅すぎて釣りにならないスポットが多く存在し、釣りが出来るポイントは必然的にプレッシャーが高まります。増水するとスポットが増えてそのプレッシャーが分散されるわけです。
なので「いつもここは釣れてるから」という考えは捨てて下さい。気持ちを切り替えてポイントを探し、のびのびと、動画で見る様な自由な釣りをして下さい。今回の釣行でもバスだと確信できるバイトがあったのはフロッグとハードベイトのみです。

今回はなかなか苦労して、夕方前にようやく良いポイントを発見しました。その一帯は水が良い様で点在する水門はいづれも好反応でした。その一帯で最初に入った水門には色んな種類の水生植物からなるカバーがありました。そこでフロッグをやると2バイト。しかしうまく乗せる事が出来ずそこは終了。
次の水門へ移動。
見た目には特になんの変哲も無かったのですが、不思議と生命感が多く感じられました。水が良いとはいえ濁りもキツいのでアピール強めでサイズの大きなシャッドを澪筋(ミオスジ)に通すと…
出ました…
51センチ!!
いわしたりました!今年は何だかモッてる気がします!
ガリガリなのが気になりますが、霞ヶ浦本湖での50upなので大満足です。

今回のヒットルアーは
C.C. SHAD - COTTON CORDEL

大きいCD12の方です。
飛距離が出ないとよくネットで書かれてますが、私はそんな事無いと思います。飛距離は解り易く言うと、ダイワのピーナッツと同じくらい出ます。

因みに今回のタックルですが、
ロッド:GAMAKATSU LUXXE SPORTS666 66MH
リール:SHIMANO 00'METANIUM MG
ライン:SUNLINE QUEEN STAR 16lb

ロッドもリールももう今時なかなかお目にかかれない古さ(ダサさ)です。ですが性能は言うまでも無く悪く無いですし、非常に使い勝手は良いです。最近のロッドには無い粘りとマキの安定する程よい重量が気に入っています。
今回はこの一本で終了。
他はキャットが数本のみでした。
こちらもCCシャッドでした。

今回、自分を信じて自分の釣りを展開して行けばしっかり結果が出ると確信しました。
同行していた方は釣り歴が浅いんですが、その方にもそれが伝われば幸いです。

2014年8月24日日曜日

ご近所釣行

お久しぶりです。

今回はいつものご近所ポイントで驚きの魚が釣れたので更新させて頂きます。

釣行は8月23日。
ゆったりと8時頃出発。
先ず、最近アツいと思って通い始めた高速道路下流のテトラ帯と流れが良い状態で絡むポイントへ向かいました。
多摩川は花火大会の日でした。テントを張って場所取りをしているのを向かう途中河川敷で見かけました。
到着すると、土曜の遅い時間ということもあり対岸の川崎市側に先行者の姿が。この辺りでは最上流に当たるし有名ポイントなんです。
しかし不思議と東京側は人はいつもいません。
先行者はかなりデカいルアーをストロングなタックルでやってました。琵琶湖の陸っぱりブログをされている方達と同じ様なスタイルです。
私もストロングスタイルは好きですし琵琶湖スタイルも嫌いではありませんが、少し趣味が違います。
小場所でキャストも出来ないし、話もしたいけど対岸だから出来ないし、とりあえずタバコを一本だけ吸いながら見守りました。
吸い終わったら心の中で応援し、少し下流へ移動しました。

ギリギリ流れが当たるテトラ帯で穴撃ちをすると一投目で…
人生で最小のスモールでした。
でも反応があっただけ少し安心しました。

その後も穴撃ちをしながら釣り下りましたが反応は薄く、ついには雨が降って来ました。
木陰で雨宿りをしましたがなかなか止みません。そのまま一時間が経ち、風向きと目に見える雲の位置から当分止む気配が無さそうなので、一旦帰宅する事に。

お昼ご飯を食べてiPhoneで天気予報を見ると、午後は晴れマークが。
急いで支度して次はいつものご近所ポイントへ。

到着して一投目、魚道へ向かって集約される流れの中でヒット!スモールでした。しかしフッキングが甘くバラしてしまいました。
少し時間を置いて同じスポットへキャストすると…
まさかのラージ!!
多摩川で釣りたいと願ってました!
フライは良く見かけますし絶対に居るはずなのに、今まで何故か釣れた事が無かったんです。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
ヒットルアーはロボリーチのダウンショットでした。

このスポットは小場所ですぐ荒れてしまいますが絶対的にバスを引きつけるポイントなので、時間を置いて入り直し、再びロボリーチやビバのサターンで豆スモールを3匹追加。
まあまあサイズの個体に当たるまで粘りました。他のストラクチャーも散々撃ちましたが全く反応無しなので必ずここにバスは集まります。
そしてようやく最後に…
やっぱりスモールめちゃくちゃ引きます。35くらいですがラージの40UPの引きです。
タックルは
ロッド:DAIKO addict S63ML
リール:SHIMANO 11BIOMASTER C2000HGS
ライン:'TORAY' SOLAROAM BASS HI-CLASS 4lb
この日はライトリグがやりたいと決めていたのでこの一本のみ持って行きました。
多摩川でライトリグやる場合、ロッドのパワーはLの方が飛距離出るし良いです。レングスは喰わせの操作性を考えると63で丁度良いです。

近所にフィールドがあるとやりたい釣りだけ手軽に楽しめるので非常に良いです。
また近々に行きたいと思っています。

2014年7月13日日曜日

九州遠征での実績ルアー

今回は九州遠征でしっかり魚を連れて来てくれたルアー達を紹介させて頂きます。
先日の九州では「コイツで釣りたい!」というルアーにこだわって投げて来ました。

ウルトラバイブスピードクロー - ZBC。
ゼロダンで使用しました。
超有名なワームですが、実は私は今まで使った事ありませんでした…
濁りが効いた先日の九州ではキッカーバグ、ベイビーブラッシュホグが沈黙する中こいつにだけバスは荒反応しました。他のワームと比べて波動が強く、それが効いたんだと思います。
ちなみにタックルはアディクトC69H(DAIKO)+旧メタ(00年メタマグ)です。
今回アディクトは初使用だったんですが、めちゃくちゃ使い易いと感じました。レングスも取り回しやすく丁度良い。悩みに悩んで購入した価値ありました。


ビッグバド - heddon/スミス。
ブレードのチューンは特にしてありません。本当は面倒臭くて出来てないだけです。
フロントフックのみスイベルを付けてます。糸絡みは多少ありますが、こいつは浮力があり過ぎてノーマルだとバラしてしまうので、バラし軽減の策です。


スラヴァーバイブ75 - DUO
すでに廃番になっている名品です。
耐久性が良い、レンジもキープし易い、リアルな造形、様々なフィールドコンディションに対応する絶妙なアピール度合い…etcと非常に優秀です。
いつもは上の小さい65の方しか使いませんが、今回は波動重視で75を使いました。55もラインナップにあり噂によると1番それが釣れ方が飛び抜けてるらしいのですが、未だゲットできていません。
フロントフックは根掛り軽減の為にダブルフックに変更しています。
ちなみにフロントフック付けないのはダメです。殆んどのバイブレーションはバランス崩れます。それとバイブレーションの時は殆んどフロントフックにフッキングするからです。
こちらで使用したタックルはアイロッドIRG703CC+初代アンタレスです。


よしもとギャグルアー坂田利夫アホアホペンシル - 吉本倶楽部
形状から見たまんまですが、パーツが抵抗になって通常のペンシルのアクションはしません。が、それが逆に功を奏して、移動距離のかなり短い首振りで一点をネチネチやる虫パターンにハマると思います。またMHのロッドと16lbナイロンでストレス無く飛んでくれます。デフォルトフックは鋭く強度も十分あり、見た目に反して結構良いです。
ちなみにこんな仲間もいます。
こいつも早く使ってみたいです。


スイングインパクトファット+スーパーヘッドロックジグ - ケイテック+デプス
スコーンもやりました。
スイングインパクトは4.8インチ。
スーパーヘッドロックジグについてはスイミング用のジグでは無いのでシャンクが通常の長さです。その為数回バラしてしまいました。やはりスイミングには専用のジグを使った方が良いですね。今回は1/2ozを使用しました。


それと、釣行最後の日に友人からプレゼントを貰いました。
スーパーライブツイン4インチ - エバーグリーン
懐かしいです。フィネス系シリーズの一員なので最近は余り気にしていませんでしたが、幼い頃は憧れのワームでした。一袋1000円くらいした記憶があるので当時としては高級ワームでした。
せっかく貰ったのでこいつがハマるパターンを見つけたいと思います。勇斗君ありがとう!

と今回はこんな感じでした。一つ一つ丁寧に出しどころを考え使っていったので、ルアーの持つ力と有効なパターンが良く理解できたと思います。沢山釣れて満足しましたし、またそれ以上に自分にとって内容の濃い釣りが出来た事に大満足でした。

2014年7月10日木曜日

大減水の油木ダム 2/2

3日目。

前日の晩に友人にお呼ばれし、飲みに行ってきました。
この写真は友達が撮った物です。
とてもおしゃれな画です。センスです。
食事はどれも美味でした。
卵焼きとお店の名前を冠したオリジナル巻き寿司が非常に気に入りました。

そういった理由で3日目は昼頃に起床。
やってしまいました。さすがに遅過ぎです。ただ最近は体力も落ちているので仕方ありません。

朝風呂していると中の良い友人からLINEが。
「釣りに行かないか」との事。
急いで支度して出発しました。
目指すは、昨日好調だった油木ダムへ。

とりあえず昨日のバックウォーターへ。
数キャストで反応がありました。
昨日と全く同じパターンです。
しかしバラしてしまいました。
友人にパターンや狙うべきスポット等を伝えると直ぐに…
また40up。
ハイピッチャーのタンデムウィローにグラブをトレーラーにセットしていました。

その後もバックウォーターをやりますが、トレースコース等を間違えて直ぐに荒らしてしまいました。

ならばと昨日の立木群も攻めてみます。

こちらも昨日と全く同じパターンで。
またまた40up。
ZBCウルトラバイブスピードクローのゼロダンです。
ガッツリといい所に掛かっています。

しかし、やっぱり立木は後が続きません。

バックウォーターへ戻りますが荒れが治って無い為、一旦後にする事に。
次に向かうはダム最上流にある1番大きなバックウォーターです。

が、到着してみるといつもの良いスポットは減水によってただの浅い川と化していました。渓流魚を釣るようなレベルです。
車を降り歩いて川を下りながら程良い水深のポイントを探します。
良さげなポイントに到着するもそこには先行者が4名。
釣れているか様子を見ますが、3名のグループは全くダメそうで1人で来ていた方は良いスポットに陣取り、ライトリグでバコバコ入れ食い状態でした。

しかし、やはりメインのバックウォーターです。ピンスポット以外にも、必ずバスは沢山さしているはずと確信していました。
思いがけず3名のグループが帰ったので、すぐさま入りました。
ゼロダンで地形を確かめていくと…
40up。
深い所で喰いました。
続けて…
また40up。
こちらもZBCウルトラバイブスピードクロー。テキサスです。

今回ゼロダンではキッカーバグ、ベイビーブラッシュホグ、ウルトラバイブスピードクローと試しましたが、その中でまともにバイトがあったのはウルトラバイブスピードクローのみでした。激濁りの中では波動が1番出やすいという事で差が出たのだと思います。

その後40up2本も追加しました。
まだまだ出そうでしたが、この日は夜BBQの予定があり早く上がる為、休ませておいた最初のバックウォーターへ入り直す事に。

到着してすぐ友人がウルトラバイブスピードクローテキサスで
またまた40up。
岩の裏に隠れてるのでは?という直感でバックウォーター最上流でテキサスを使ったそうです。ひらめきです。

続けて、私は濁りの中でスコーンを巻き…
2連発!!
もちろんまた40up!!

スイングインパクトファット4.8インチ+謎のフットボールです。カラーはブラック×ブラック。
違うカラーも試しましたが全く反応無しでした。

時間が来たのでこれにて終了としました。
最初は前日のパターンが有効か不安でいっぱいでしたが、終わってみれば2人で40up9本と大満足の結果でした。

4日目は朝から雨。
もう行くまいかと悩みましたが夕方のピークタイムを狙って出撃しました。
しかし雨が土砂降りへと変化し、雷も鳴り始めやむなく終了としました。


4日間と短い時間で、50upも混ざらず名残惜しいですが綺麗な空気やこんな大自然の中非常に楽しめました。
地元の友人や家族にも手厚く迎えて貰い、非常に良かったです。
感謝しました。
また早く帰りたいものです。

次回はタックルやヒットルアー等紹介したいと思います。

2014年7月8日火曜日

大減水の油木ダム 1/2

お久しぶりです。
2カ月ぶりの更新になります。

まずタイトルのリザーバー、聞きなれない名前だと思います。

実は、実家のある九州の福岡に遠征を兼ねて帰省して参りました。

その油木ダムですが私の地元の町では一番人気のリザーバーで、昔は小さな大会も開かれていました。小さい頃から憧れていて年に一度くらい親に連れて行って貰っていたのを覚えています。
そして九州といえばバスパラダイスです。年に一度か2年に一度しか帰省出来ないので早い時期から気合を入れてタックル選びをし、万全の体制で臨む為に様々な下準備をしていました。

今回は4日間の釣行をして参りました。


まず初日は18時頃から野池へ。
遅いスタートです。友人の仕事が終わるのを待っていました。

到着してみると、激濁りでした。
要所を攻めながら池を半周してみるもノーバイト。

九州は前日からの大雨が夕方に上がったばかり。長崎県では50年に一度の大雨とまで言われていました。

折り返しながらキャストを続けるも、何も無く初日は終了。
20時頃までやりました。


2日目。この日は朝から違う野池へ出発します。

8時半頃出発。やはり遅いスタートです。
最近、早朝からスタートする事にあまりメリットを感じなくなっています。
早朝より日中の方が個人的にはいいサイズを狙い易いと感じています。

そしてすぐに野池に到着。近所です。
ここは小さい頃、自転車でよく通っていたので地形から何から手に取るようにわかっています。
しかし、不発。恐らく干してバスが居なくなっていました。
たまに帰るとこういう事があり時間が潰れてしまいます。

気を取り直して、次の野池を目指します。次は山の山頂付近に位置し土砂が流れ混まない池なので、今までどんな大雨でもクリアウォーターでした。

4、50分車を走らせ到着し、唖然としました。
まさかの激濁りです。平野部と違い雲に覆われやすい為視界も20mしか効かない程度と追い打ちもかかります。
かなりヤバいと思いました。
しかし打ってみると、意外にもバスの反応はよく、ゼロダンでのパターンを掴みました。


ただ打てども打てども小バスラッシュの金太郎飴状態。
基本、カバー最奥でないと反応が全くありません。

トップで出る様な所も発見しましたが、やはり同じサイズ。

ちなみにヒットルアーはバスバブルの遺産、よしもとギャグルアー「坂田利夫のアホアホペンシル」です。
最近タックルベリーで大量に新品が¥100で投げ売りされてます。
今回こいつでなんとしてでも釣りたかったので小さくても少し満足しました。

とはいえ数釣りなら関東でもできるのでなんいいサイズをと思い、油木ダムまで足を伸ばしてみました。

17時半頃に到着。
ここでも唖然としました。
大減水です。そしてこちらも激濁り。

後々調べたところ貯水率50%台でした。
しかしこれが逆にラッキーでした。
なぜなら、この状況ではバックウォーターしか考えられないからです。

そしてバックウォーターを探し車を走らせ、数キャスト目ですぐに答えが。


さっそくゴンザレスかと思いましたが、1cm足らず…

ルアーはビッグバド。
バックウォーターの流心にキャストし1mくらいリトリーブした所でもんどり打って出ました。

そしてまたすぐに

こちらは40cmちょい。

ビッグバドはフロントフックにスイベルを付けたチューンをしています。

バックウォーターとはいえ減水で小場所になっており、その後はバイトが続きません。

ただ集まっているのは間違いないと確信していたのでバックウォーターを諦めず、4〜5m下流側の濁りの中にキャストを続けますが反応がありません。
濁りがキツ過ぎていると考え、岸沿いとボトムをサイドステップやクランクでタイトに探りました。
するとバイトが多発。大正解です。
しかし、ショートバイトで乗せられなかったり乗せてもバラしまくる事態。普段がクリアウォーターなので恐らくルアーに追いつけていません。
荒れてきたので場を休める為に、少し離れた立木群を丁寧に打つと…

こちらも40cm半ば。
ZBCウルトラバイブスピードクローのゼロダンです。
キャスト後フリーで着底させ反応が無ければ数回リフト&フリーフォールの後打ち直す様にしました。
着底後にラインがスーッと走りました。

立木群は粘りましたが1本で沈黙。

バックウォーターへ戻り、先程バイトが多発したスポットでバイブレーションの超スローリトリーブで食いミスしないように気をつけてあげると…

大正解でした。
40cm半ば。

ヒットルアーはDUOの今はなきスラヴァーバイブの大きいサイズです。

続けてキャストし、なんとなくアクションをリフトアンドフォールに変えると…

同じくスラヴァーバイブで40半ば。

リフト中に食いました。
2匹共にフロントフックにガッツリ掛かってました。

そうこうしているうちに日も暮れ、山間部ということでなんとなく心細くなってきたので、この日は終了としました。

約2時間の油木ダム滞在でしたが、40up5本と非常に満足のいく結果でした。

しかし感覚が麻痺し、もう50upしかこの時は興味が無くなってしまいました。
幸せな気分でした。

長文になりましたので、3日目、4日目の釣行は2/2にてご報告致します。

2014年5月9日金曜日

霞ヶ浦でライトパンチ

お久しぶりです。

最近なかなか釣りに行けず、更新したくてうずうずしていました。
昨日久しぶりにフィールドに立ちましたので更新致します。

今回は霞ヶ浦水系へ。

AM2:00 自宅を出発。
会社の先輩方と3人での釣行です。
いつもなら道中ワイワイガヤガヤ楽しくやってますが、私は体調不良の為珍しく大人しくしておりました。
悪化しないかとの不安もあり、テンションはかなり低めでした。

AM4:00頃到着。まずは土浦港へ。
風も穏やかで生命感もありました。良いシーズンに入りました。
先輩方はそのまま夜釣りを開始。私は大事を取って就寝。
AM6:00頃、大きな声で起きると1人の先輩が釣れていました。サイズは小さかったですが、景気付けの一匹ということで私も嬉しかったです。
まあまあ寝て体調も回復し、先輩方もポイントに飽きてきた頃だったので移動する事に。

次は桜川。
この時期霞ヶ浦水系は代掻きによる濁り水の流入でかなりバイトが遠くなります。
今回は濁りとの戦いになると思っていましたが、それを再認識することになりました。

ここまでは想定の範囲内でした。

水の良いポイントを探すべく移動。
車でランガンします。
しかし行けども行けども濁りがキツく、バイトも全くありません。

ヤバいです。

そうこうしている間に風が吹き始めました。予報では爆風になる見込み。
これは更にヤバいと思いました。
濁りが少ないスポットも泥が巻き上げられ濁りが出てしまいます。

お昼頃、車内に諦めモードが出始めました。そこで1人の先輩が仕切り直しに潮釣へ行こうと提案してきました。
大賛成です。リフレッシュすると新しいアイデアが出るからです。
ご存知無い方の為に、潮釣とは「潮来釣り具センター」の事です。あのジムこと村田基さんの釣具屋です。
仕事もそうですが、煮詰まった時はリフレッシュに限ります。流石は先輩。勉強になりました。

ジムにも会え、お馴染みのジムのアメ車もまた買い変えしているのを確認し、再び湖へ。

更に風が強まっていました。
ババ荒れです。日本海かと勘違いするくらい白波が立っています。しかし、水はアマゾン川くらいの濁りです。
ただ、リフレッシュした私にはアイデアがありました。
産卵後の弱ったバスが簡単にシケから避難できる所、ドックを狙いに行きました。
ドックでは通常、小場所なのとプレッシャーも高いのでライトリグを入れるのが当たり前ですが、ただこの時期はヒシモが張っているのです。今回はそこでパンチングをやろうと思いつきました。とはいえ、厚いマットではないのでシンカーは1/4〜1/2ozくらいで十分です。名付けてライトパンチです。

まず一つ目のドックへ。
テキサスリグをヒシモのマットへ入れます。数投で反応があり確信しました。
そして直ぐにヒット。しかしバスが足元のロープに絡まり、ロープ化けしました。
その後も反応はありますが、慣れない釣りの為うまくフッキングができなかったりバラしたりで場を荒らしてしまいました。

次のドックへ移動しました。

同じくテキサスを打ちました。
そしてついに。

35〜38cmくらいです。
ルアーはキッカーバグ3.5インチ。

さらに次のドックで先輩にも。

41cm。ルアーは同じくキッカーバグ。
こちらはショートリーダーのヘビダンです。
変顔が素敵です。いつも笑わせてくれるサービス精神旺盛な良い先輩です。テンガロン×アウトドア系アウター×ネルシャツ×デニムがアメリカ人みたいです。
先輩はまだビギナーですが辛抱強さは凄いです。爆風の中よく諦めずにやり切りました。
先輩にとって最大魚との事。おめでとうございます。

スピニングタックルですが、タックルバランスとやり取りを上手い事やればこの様に取れます。

その後もドックを探して走りますが、めぼしいドックが見つけられず、日が暮れた為終了としました。

今回のヒットルアー。

キッカーバグ3.5インチ。
霞ヶ浦水系でかなり良い思いをさせて貰っています。
フリーフォールで着底した後、ゆっくり倒れ込む動作の間にバイトがあります。考えられた素晴らしい出来のワームです。
今回は動作が終わる度に打ち直すというように使い、手返しを上げるのに大貢献してくれました。

今回も強い釣りで通せて良かったです。
帰りの道中も和気あいあいとし、満足の釣行でした。

2014年4月19日土曜日

スモール最大魚

昨日の明け方にいつものご近所へ行ってきました。

今回は釣り仲間と二人で行きました。
仲間とはいえ目上の方です。しかし私のほうが釣り歴は上。なのでサポートに回りました。
釣って頂いてもっと釣りにハマって欲しいです。

昨日は日の出から雨が降る予報だったので短時間の釣行です。

到着し、まずは前回バイトが多かったピンを攻めるように伝えました。
一方私はシャローフラットで、点在するハードボトムをヘビキャロの大遠投で探りました。

スタートから15分、仲間にヒット!!20mくらい離れていましたがジャンプする音が聞こえてきました。
しかし、ジャンプでバラしていました。残念。諦めずにまた同じピンに投げるよう勧めました。
その後バイトは何回かあったそうですが乗せられなかったそうです。

そして仲間がルアーチェンジしている隙に、バラした少し先のスポットへキャロの大遠投しました。ワームはVIVAのサターンです。スモールでは定番のワーム。
しかし、反応がありません。
ワームが合って無いと思いシャッドテールへチェンジ。
仲間がシャッドテールのワームでヒットしていたので真似をしました。

そしてまた同じスポットへキャスト。
ワンキャスト目で着底後に5秒程放置…モゾモゾとしたバイト。送り込んで、フルフッキング!!
凄く引きました。全然寄って来ません。ジャンプもしないし、走ります。始めは鯉だと思いました。
シーバスロッドがシーバスの時より曲がります。

1分ちょっとファイトした後ついに…


出た!!間違いなくランカー!
読み通りのヒットでした。

見た目からかなりデカいので「53!53!」と叫び仲間と握手しました。

写真撮影を終え実際測ると…

おしい!49cm!

「53!」は、暗闇で少し大きく見えたのでしょう。この時恥ずかしかったです。
そして49cmは私のスモール最大魚。嬉しいです。

今回のヒットルアー。

スライダーカンパニー バスグラブ。

またまた懐かしいワームですいません。子供の頃にお世話になった方も多いと思います。私も始めたての頃の釣れるワームといえば、1番に思い出すのはこれです。

また今回のタックル

ヤマガブランクス EARS-95MLRF
シマノ 02バイオマスター3000

シーバスは基本的に巻物ロッドなんですが、このタックルセッティングに関してはPEということもあり、感度ビンビンです。EVAグリップですが底の形状が手にとるように解ります。おそらくロッドも良いのでしょう。
柔らかいタックルにPEで遠くを探る。新しいセッティングだと思います。

その後は二人共ノーバイト。雨が降り始めたので終了としました。

昨日と今日、グッと気温が下がりまたタフ化してるでしょう。
バスにも影響があるということは人間にはもっと影響があります。皆様も体調には是非気をつけてください。
数少ない休みは釣りに行けるようにしましょう。

2014年4月15日火曜日

キャロの改善点

昨日の多摩川でのヘビキャロの改善点です。
写真に残しておきました。


10lbフロロリーダーがブレイク。
アワセ切れを2回も起こしました。
バラして悔しいのとバスへのダメージで悲しい気持ちです。


フックの伸び。
パワーゲームの証。

遠投する為にパワーのあるロッドを使わざるを得ないのである程度予想はしていました。

改善すべく昨夜のうちに新宿の上州屋へ。

歌舞伎町にあります。

途中で某ブランドリサイクルショップの名物社長を見かけました。プライベートな事なのでこれ以上は言えません。特大のリーゼントが特徴です。プライベートなのでもう言えません。
風俗店の店先で値引き交渉していた気もしますが、プライベートなのでそれ以上は言えません。

そんなこんなで、上州屋で買ったのはコレです。

ハリス。これをリーダーに使います。
今まではバス用の道糸を使っていました。
グンターは名品だと聞いています。
小さい頃から知っています。

ハリスにした理由は「餌釣りというシビアな釣りでも喰わせられる水中での馴染み易さ」「磯釣りで使われる為根ズレに対して強い」という理由です。
この効果でワームが自然に動く細いリーダーを使う事が可能になります。
またナイロン素材にする事で針が伸びるのも防いでくれ、浮力を出すことも可能になりワームの選択肢も増えます。

針に関しては、オフセットフックを初めは使っていましたがすっぽ抜けが起こったのと可能な限りウエイトを落としたいのであくまで「細軸のマス針」を今後も使う予定です。

要は、バランスが非常に大事と言う事です。


水中はまだ冬?それともタイミング?

昨日も早朝からご近所へ。
大潮の2日目ということもあり、前の晩から期待して眠りました。

AM 6:30 スタート

まずはトップから。
ペンシル→ペンシルポッパーと試すも不発。気温が一桁なのでまだまだ簡単には出ません。
バイブレーション→スピナーベイトとローテーションするも反応無し。
私はレンジを徐々に下げていきます。
真冬でも必ずトップから。

最後にワームです。

昨日はキャロを投げました。ヘビキャロです。普段やりませんが、前日から無性にやりたくなり仕込んでいました。
通常ならベイトタックルでやりますが、今回は考え有ってシーバスタックルです。


ロッド: ヤマガブランクス EARLY EARS-95MLRF
リール: シマノ 02バイオマスター 3000

真ん中がそれです。写真右はアメリカンロッドのグラスコンポジットなんですが、バットの太さは引けを取りません。スピニングタックルといえどかなりハイパワーです。また9.5フィートというレングスにより飛距離も別次元です。
これに、PE0.8号+ナイロンショックリーダー25lb+フロロ10lbのセッティング。

満を持しての登場でしたが開始1時間は反応無し。そして10時過ぎに日が差し、そのタイミングで出ました。

47cmのグッサイ!目方もあり素晴らしい引きでした。
笑顔なのは散歩のおじいさんに撮ってもらったからです。おじいさんはいつもヘラをやっているそうで、今日は散歩だけとの事。

少しおじいさんと談笑し、次のキャストで。

44cm!バスに隠れているのがおじいさんです。駆け寄って来ました。元気なのは良い事ですが、足腰を大事にして欲しいものです。

2匹共に1/2ozキャロでリーダーは半ヒロ。
ヒットルアーはOFT キャロライナワーム ウォーターメロンシード。

またも懐かしのワーム登場です。
近年だとタックルベリーで投売りされているのを見かけます。
しかし、実力は侮れません。
ハイフローターをうたっていますが実際はさほど浮きません。ただそれが功を奏して、ボトムで少しの流れでもフワフワとナチュラルに動きます。また、シンプルな形状でプレッシャーも与えにくいと思います。
無機質な形状なのに不思議な力を持っています。
恐らく廃盤ですが、私は大量にストックが有るので安心です。


昨日はこの2匹で終了としましたが、ラインブレイクで2バラしとすっぽ抜け2回とバイトが非常に多かったです。

見えにくいですが、すっぽ抜けで歯型の付いたワーム

ラインブレイク

リーダー側の10lbフロロが切れました。
2回ともこの部分。シンカーを通してある25lbナイロンはノートラブルでした。

改善の余地があります。そして今年は季節が遅れているという事ですが、マヅメの朝には釣れず、日が差したタイミングでのヒットという状態で全くバスの動きが掴めません。まだまだ未熟です。